武藤のシュートミスは「絶対にやってはいけないこと」
――さらに6分後には本田がゴールを奪って2-0。
「ゲームオーバー。前回シンガポールは攻撃の面で全く迫れなかった、2、3点は絶対に取れないと思う」
――この試合では香川に代わって清武がトップ下に入りました。ユニホームが敗れるなどハプニングもありましたが、パフォーマンスはどうですか?
「笑。安い素材なのかな…? でも動きがいいね。常にスペースを探している」
――その他で前半に目立った選手はいますか?
「長谷部と柏木のコンビは良さそうだね。役割をしっかり理解していると思う」
――以前、ショーンさんが指摘していた部分ですね。そのポジションでは今回、柴崎岳が外れましたね。
「残念だね。でも、最近はJリーグでも彼らしいパフォーマンスが出来ていないね。いつも言っているけどJリーグと代表は全く違うレベル。クラブで結果を残せなければ代表には呼ばれない」
――しかし、今後また代表に返り咲かなければならない選手ですね。
「そうだね。間違いなく非常に上手い選手だからね」
――後半は、まず武藤がビッグチャンスを迎えましたが、得点はできませんでした…。
「いや?! 結構時間あったね。ちょっとパニックになったかな」
――点を取らなくてはと焦っていたのかもしれませんね。
「このような試合であのミスは大事にはならないけど、強いチームと戦う時には絶対やってはいけないこと。確実に枠内にシュートを打たないと」
――金崎へアシストという選択肢もあったのでは?
「それもアリだけど、日本人は常にアシスト相手を探している。わがままなストライカーがいても悪くはないよ」
【次ページ】岡崎はへスキーのような選手