恐喝容疑がかけられるカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
フランス代表MFマテュー・ヴァルビュエナ恐喝事件共犯の疑いで容疑をかけられているレアル・マドリーの同代表FWカリム・ベンゼマの精神状況が悪化している。11日付け『マルカ』が報じた。
ベンゼマを担当する弁護士の一人であるアラン・ジャクボウィチ氏は、同選手の状態について「よくないよ。みんなから指をさされていると感じているようだ」と明かした。
現在ヴァルビュエナ恐喝事件の主犯容疑をかけられている友人、さらにヴァルビュエナとの会話内容が次々に報道されている。このことでジャクボウィチ氏は「(ベンゼマは)まるで“晒し者”のように感じ、さらには自分を“犯罪者”とまで感じている」としている。
フランスラジオ局『エウロプ1』の報道によると、ベンゼマはヴァルビュエナ恐喝事件でヴァルビュエナのセックステープの存在を認識しており主犯である友人をつなぐ役割を務めたようだ。ベンゼマはヴァルビュエナに「もしテープをこの世から消したかったら俺の友人と会って、問題を解決しろ。よく聞け、間には警察も弁護士も仲介人も友達も誰も入れるな」と“忠告”していたとしている。
ベンゼマは裁判秘密保護違反を理由に、フランスラジオ局『エウロプ1』に対して法的手段を取るとしている。精神的に追い込まれている同選手だが、無事に問題を解決することはできるのだろうか。
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