チーム内での競争を促すことに成功か
【日本 3-0 シンガポール 2018年ロシアW杯アジア2次予選】
西川周作 6 GKとしては集中力を保つのが難しい試合。浮いたボールの処理でヒヤッとする場面はあったものの、ほとんどプレー機会なし。
吉田麻也 5.5 プレッシャーがないところで出すパスが雑。競り合い時に簡単に手を使ってしまう癖は要改善。
森重真人 6.0 空中戦の強さを見せる。ビルドアップも丁寧で攻撃にも貢献。イエローカードはもったいなかった。
酒井宏樹 5.5 何度か攻め上がり良いタイミングでクロスを上げるも合わせきれず。狙いは悪くない。
長友佑都 5.5 CBとの間に広大なスペースを作ってしまう場面が目立つ。セリエAの選手とは思えないクロス対応。
長谷部誠 6 カウンター対応はさすがだが、簡単に入れ替わられた場面も。攻撃はアイディア不足。
柏木陽介 7 積極的にボールに絡む。前への意識も高く、パスだけでなく飛び出しでも攻撃に厚みを加えた。
清武弘嗣 6.5 バイタルエリア付近でのボールを引き出しが秀逸。セットプレーのキッカーとしても存在感を見せつけた。
本田圭佑 5.5 得点はしたものの、攻撃の流れを止めてしまう場面が目立つ。現代表の右WGが適任かは疑問。
武藤嘉紀 6 攻守の切り替えが早く、相手を押し込むのに貢献するも、どフリーのシュートで力みすぎ。
金崎夢生 6.5 Jリーグでの勢いそのままに5年ぶりの代表戦で躍動。初ゴールも含め、今後に期待を抱かせた。
宇佐美貴史 6 攻撃面での良さを発揮。シュートへの積極性が3点目を生んだ。
香川真司 6 うまくボールが入ったときには持ち味を見せる。本田との連携は確立されている。
原口元気 – 出場時間短く採点不可
ハリルホジッチ監督 6 所属クラブで好調の武藤、金崎、柏木、イラン戦で良いプレーを披露した清武を先発起用し、いずれの選手も好プレーを披露。相手が相手とはいえ、チーム内での競争を促すことに成功したと言える。
【了】