清武弘嗣【写真:Getty Images】
日本代表は12日、アウェイでロシアW杯予選のシンガポール戦に臨んだ。
試合当日に発表された新ユニフォームでピッチに立った日本は、20分に5年ぶり代表招集の金崎夢生がゴールを奪って先制した。
その直後の23分、再びゴール前に迫った日本のMF清武弘嗣がペナルティエリア手前でシンガポールのDFに引き倒される。
すると起き上がった清武の真新しいユニフォームは背中が縦に大きく裂け、衣服ではなく一枚の布のような状態になってしまっていた。
破れたシャツはすぐさまスタッフが用意した新しいものと交換されたが、思わぬ形で新ユニフォームの耐久性の低さが露呈してしまった。
2006年5月に行われた親善試合のドイツ戦では柳沢敦のユニフォームが破られるも、被害者にイエローカードが提示される珍事もあった。この時柳沢が着けていた背番号は今回の清武と同じ「13」だった。
日本の13番には「ユニフォームを破られる」という何かの縁があるのだろうか。シンガポール代表のファウル覚悟のラフプレーは非常に危険で、負傷者が出ないことを祈るばかりだ。
【了】