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日本代表 9年前

金崎、本田、吉田がゴール! ハリルジャパン、シンガポール3-0で下し“リベンジ”達成

日本代表は、2018年ロシアW杯アジア2次予選でシンガポールと対戦した。

text by 編集部 photo by Getty Images

危なげなく勝利

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追加点を決めた本田圭佑【写真:Getty Images】

【日本 3-0 シンガポール 2018年ロシアW杯アジア2次予選】

 日本代表は12日、2018年ロシアW杯アジア2次予選でシンガポール代表とアウェイで対戦。3-0の勝利を収めた。

 ホームでの対戦では圧倒的に攻め込みながらスコアレスドローに終わっており、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は今回の対戦を「リベンジ」と捉えている。

 日本はGKに西川周作を起用。最終ラインは長友佑都、森重真人、吉田麻也、酒井宏樹の4人。ダブルボランチは柏木陽介と長谷部誠が組み、トップ下には清武弘嗣が入った。そして前線は左に武藤嘉紀、右に本田圭佑、1トップは金崎夢生となっている。キャプテンはこれまで通り長谷部が務める。

 蒸し暑さを感じるアウェイ戦で、日本が序盤から相手を押し込む。7分には、武藤のクロスに本田が合わせる。ここに金崎が飛び込むもGKに阻まれる。

 日本は16分、セットプレーから最後は吉田麻也が振り向きざまに強烈なシュートを放つも、ここもGKにセーブされる。それでも20分、右サイドから本田がクロスを送ると、ファーサイドで武藤が落とす。金崎が胸でコントロールし、左足でシュートを突き刺した。5年9ヶ月ぶりの出場となったアタッカーが代表初ゴールを記録した。

 先制点を奪った日本は24分、本田がFKを直接狙うも、GKがブロック。こぼれ球に詰めるも決めきれない。26分には追加点が生まれる。清武のパスから武藤が落とし、走り込んだ本田が左足でシュート。相手の足に当たってコースが変わり、ゴールへ吸い込まれた。

 その後も日本は、両サイドのスペースを効果的に突きながら複数の選手が絡んで攻撃を仕掛ける。前半終盤には吉田が遠目からミドルシュートも放った。

 後半も日本が相手陣内でプレーし続ける。ハリルホジッチ監督が求めてきた幅を使った攻撃もできている。

 だが、精力的に動き続けていた金崎の運動量が落ち始め、武藤の存在感も希薄だ。69分にはその武藤が狙うも決めきれない。直後、武藤に代えて宇佐美貴史が投入された。

 日本は74分、清武に代えて香川真司を投入する。80分には金崎がネットを揺らすもオフサイドの判定。81分、日本は本田に代えて原口元気を投入した。

 終盤も攻勢を仕掛けると87分、セットプレーから吉田がヘディング。これは相手にブロックされるも、こぼれを宇佐美が叩き、吉田の足でコースを変えてネットを揺らした。日本が勝利を決定付ける3点目を決めた。

結局、試合はこのまま終了。日本がシンガポールを3-0で下し、ホームで引き分けた相手に“リベンジ”を果たした。また、この勝利で日本はグループ首位に浮上した。

【得点者】
20分 1-0 金崎夢生(日本)
26分 2-0 本田圭佑(日本)
87分 3-0 吉田麻也(日本)

【了】

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