ドルトムントの香川真司と対戦を心待ちにしているHSVの酒井高徳【写真:Getty Images】
ハンブルガーSVに所属するDF酒井高徳が、現地時間20日に行われるドルトムントとの試合で、日本代表MF香川真司と一戦を交えることを楽しみにしているようだ。10日に地元紙『ハンブルガー・モーゲンポスト』が報じている。
今夏の移籍市場でシュトゥットガルトからHSVに移籍してきた酒井はリーグ戦で先発出場がなかった。しかし、7日に行われたダルムシュタット戦で今季リーグ戦初先発となり、途中交代されることもなく90分間ピッチに立ち続けた。
ブルーノ・ラッバディア監督に「良い仕事をしてくれた」と称賛されるなど、アピールも十分。日本代表メンバーには招集されなかったが、次節のドルトムント戦に向けて気合が入っているようだ。酒井は香川との対戦を楽しみにしていることを明かしている。
「真司は本当に強いので、楽しみにしています。しかし、僕が調子良い時は彼を止めることができると思います。とても彼の良さを知っているので」
酒井は今季公式戦3試合に出場している。右SBで主力のデニス・ディークマイアーが負傷により数週間離脱していることから、アピール次第でレギュラーに定着する可能性は十分にある。日本代表に招集されるためにも、このチャンスを活かしたいところだ。
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