PSGとレアル・マドリーが狙っているエデン・アザール【写真:Getty Images】
リーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)がチェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールの獲得に乗り出す準備を進めているようだ。11日に英紙『デイリー・メール』が報じている。
同紙によると、PSGはアザールを獲得するために8000万ポンド(約150億円)を準備しているとのこと。レアル・マドリーも興味を示しており、共に来年夏の獲得を目指している。
レアルは過去にクリスティアーノ・ロナウドを8000万ポンド(当時:約122億円)で、ガレス・ベイルを8600万ポンド(当時:約137億円)で獲得した経緯があるが、それを上回る史上最高額でPSGが獲得する可能性もありそうだ。
今年2月にアザールはチェルシーと2020年まで契約を延長したが、今季16位と低迷するチームの現状に「本当に説明できない」と不安を口にしていた。だが「ベストを尽くす準備はできている」とも語っており、チームを立て直す気持ちでいる。
ただ、今季はリーグ戦12試合に出場しているが未だノーゴール。昨季はリーグ戦38試合で14得点10アシストを記録していただけに、大きく調子を落としていることがうかがい知れる。
ベルギー代表を率いるマルク・ヴィルモッツ監督はプレミアリーグの過密日程がパフォーマンスに影響を与えているとして、マドリー移籍を勧めていた。来年夏にオファーが届いた場合、アザールはどのような選択をするのだろうか。
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