鈴木大輔【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラのラージョ・バジェカーノが、柏レイソルのDF鈴木大輔の獲得に関心を示していることがわかった。スペイン紙『マルカ』が10日に報じた。
25歳の鈴木に対して、ラージョは2年半の契約を提示しているという。今季末までの半年間は他クラブに貸し出し、来季から本格的にラージョでプレーするようだ。
常に海外でプレーしたいと発言し、オファーの存在を認めた鈴木だが、身長181cmとヨーロッパで活躍するCBとしては背が低い部類に入る。しかし、ロンドン五輪でスペインを破ったことや、Jリーグで145試合に出場した経験、日本代表としての実績などが高く評価されている。
ラージョはスポルティングCPに在籍する日本代表FW田中順也の獲得も噂されている。冬に日本人を一気に2人迎え入れるのだろうか。夏にはユニフォームの胸スポンサーの中国企業がパコ・ヘメス監督の方針にそぐわない中国代表選手を獲得させて物議をかもしていた。
アジア市場へ進出するためにスポンサーの意向で日本人を獲得するようであれば、出場機会には期待できない。今後しばらくはラージョの補強動向に注目が集まりそうだ。
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