古巣トッテナムのベスト4入りを確信する元アメリカ代表GKブラッド・フリーデル氏【写真:Getty Images】
かつてトッテナムなどでプレーした元アメリカ代表GKブラッド・フリーデル氏は、自身が最後にプレーした古巣がチャンピオンズリーグ(CL)に出場できる可能性は十分にあるとコメントした。
リバプールやアストン・ヴィラなどにも所属したフリーデル氏は、2011年からトッテナムでゴールキーパーとしてプレー。同クラブの公式戦最年長出場記録の保持者でもある。44歳を迎えた昨季終了とともに、トッテナムで現役を引退していた。
アメリカ代表として1998年のフランス大会と2002年の日韓大会の2度のワールドカップに出場、特に日韓大会では“ザ・ヒューマン・ウォール”と呼ばれた。
現地時間9日、英ラジオ『トーク・スポーツ』内の番組に出演したフリーデル氏は、今季のトッテナムについて「トップ4でシーズンを終えると予想する。私のトッテナムへの忠義によるものではなく、私は純粋にマウリシオ・ポチェッティーノ(監督)の働きぶりを信じている」と話した。
「ポチェッティーノは彼の哲学とプレースタイルをトッテナムに植えつけることに成功した」とアルゼンチン人指揮官の手腕を高く評価するフリーデル氏は、心身ともに高いパフォーマンスが要求される所属選手たちのフィットぶりについても賞賛を送っている。
そして、同じくロンドンに本拠地を置くライバルの不調も、トッテナムがトップ4に入ることができると考える要因のひとつのようだ。
「チェルシーがこのようなシーズンを送ろうとは誰も予想しなかっただろう。ただ、彼らがペースを乱していることで、トッテナムがトップ4でシーズンを終えられる可能性は大いにある」
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