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左肩負傷再発のS・ラモス、手術なら最低でも6週間離脱へ。クラシコ出場は危機的状況に

text by 編集部 photo by Getty Images

左肩負傷再発のS・ラモス、手術なら最低でも6週間離脱へ。クラシコ出場は危機的状況に
左肩の負傷を再発したレアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】

 左肩の脱臼が完治しないままアウェイで行われた第11節セビージャ戦をプレーしたレアル・マドリーのDFセルヒオ・ラモスは、再び離脱することとなり、さらに手術が必要になるかもしれない。9日付けの『マルカ』が報じた。

 9月のチャンピオンズリーグ(CL)シャクタール・ドネツク戦で左肩を脱臼したS・ラモスは、セビージャ戦に先発出場。11分にコーナキックから見事なバイシクルシュートを決めて先制点を奪ったが、体の左側から地面に落ちた事により再び左肩を痛め、交代でグラウンドを後にした。

 最初の段階ではこの負傷のグレードは2とされていたが、再び痛めた事により重症度のグレードが上がる可能性もある。同紙によると、グレード3となれば手術が必要になり、最低でも6週間の戦線離脱が見込まれる事になる。

 S・ラモス本人も無理をしてプレーしていたことを認めており、「完治させなければならない」と負傷再発についてコメントした。

 代表ウィークに行われるスペイン代表も辞退することとなり、治療に専念することになる。

 また、マドリーはチームの主将を失っただけでなく、セビージャ戦で今季リーグ初黒星まで決してしまった。さらに、長期離脱となれば代表ウィーク後に行われるバルセロナとの“エル・クラシコ”出場も絶望的となる。

 マドリーはブラジル代表DFマルセロとフランス代表FWカリム・ベンゼマも負傷離脱しており、この2選手については復帰目途が立っていない。

 主力3人がクラシコを欠場することになれば、大一番での首位奪還に暗雲が立ち込めることになるが…。

【了】

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