南野拓実【写真:Getty Images】
日本代表は9日、シンガポールでの初練習を行った。
先月のイランとの国際親善試合でA代表デビューを果たした南野拓実は、今回もハリルジャパンに名を連ねた。
わずかな時間とはいえ代表初キャップを刻んだ。だが南野は「何も変わってないです。自分的には練習からしっかりアピールしていこうと思っています」と心境に変化がないことを明かした。
代表のピッチに立ったからといってそこで終わりではない。世界的に見れば若手とは言えないが、リオ五輪世代から飛び級という形で選出されている。期待がかかっているのは間違いなく、今後もこのチームに定着することが南野には求められる。
前線の選手だけにゴールなど得点に絡む仕事が求められ、そのためにも良い形でボールを受けたいところ。
「自分のタイミングや形があるというのを、パスの出し手に分かってもらうことが必要になってくる」と南野は話す。指揮官だけでなく味方にも、自身の特徴をアピールしていかなければならない。
【了】