オーランド・シティのブラジル代表MFカカー【写真:Getty Images】
バルセロナのこの冬の移籍マーケットでの獲得リストには、元レアル・マドリーの選手の名前が記されているのかもしれない。
伊メディア『カルチョメルカート・ウェブ』は、かつてミランやマドリーでプレーし、現在はMLSのオーランド・シティに所属するブラジル代表MFカカーをバルサが狙っていると伝えている。
現在のバルサはけが人が続出しており、駒不足が心配されている。ブラジル代表へ復帰したカカーは高いレベルでのプレーを希望しており、今季中の復帰が絶望的なMFラフィーニャ・アルカンタラの穴を埋めたいバルサの思惑と合致する。
さらにバルサの技術部には元ミランでカカーのイタリア移籍を主導したアリエド・ブライダ氏がいることから、バルサ移籍に追い風が吹いているといわれている。
今年の1月からアメリカでプレーするカカーは、リーグ戦28試合で9得点6アシストを記録しており、チームでも主将を務めている。
その活躍が認められ、ブラジル代表にも再び定着し始めている。近年、バルサは頑なにマドリーの経歴も持つ選手の獲得を避けているが、果たして2年半ぶりの“禁断の移籍”は実現するのだろうか。
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