レアル・ソシエダのデイビッド・モイーズ監督【写真:Getty Images】
レアル・ソシエダのデイビッド・モイーズ監督の解任が濃厚であることが8日、分かった。スペイン紙『マルカ』をはじめ、複数メディアが報じている。
モイーズ監督はイングランド・プレミアリーグのエバートンやマンチェスター・ユナイテッドなどで指揮を執り、14/15シーズン途中から現職に就いている。
スペインのメディア『エル・ディアリオ・バスコ』によれば、ソシエダのホキン・アペリバイ会長はレバンテ戦の前にクラブのフロントとの会談を持ち、リーグ戦中断までの3試合の結果を注視することを確認。8日のラス・パルマス戦に敗れたことでスコットランド人指揮官を解任することを決め、現地9日午前には公式発表が行われる見込みだという。
後任についてはセルタやバルセロナBなどで指揮を執ったエウゼビオ・サクリスタン氏がリストアップされているとの情報もある。
ソシエダはリーガエスパニョーラで11試合を終え、2勝3分6敗で現在16位につけている。ここまでに重ねた勝ち点9は奇しくもモイーズ監督が就任した昨年11月10日時点と同じ数字で、降格圏の18位ラス・パルマスと並んでおり、得失点差で辛うじてリードしている状況だ。
果たしてモイーズ監督の解任は“ラ・レアル”(ソシエダの愛称)に勢いをもたらすのだろうか。
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