4.2011年
2011年のアジア杯は日本がPK戦で勝利を収める【写真:Getty Images】
これまで日本が過去23年間で7度参加してきたアジア杯において、韓国と対戦したのは意外なことに2度しかない。そのうちの初対戦は2007年大会の3位決定戦だが、PK戦の末に敗れている。
そして2回目の対戦は2011年のカタール大会。1-1のまま90分が経過し、決着は延長戦へ。97分に細貝萌が決めて2-1と勝ち越すが、延長後半アディショナルにファン・ジェウォンのゴールで同点に追い付かれ、再びPK戦に持ち込まれてしまう。
日本は長友佑都を除く3人が成功したのに対し、韓国は全員が失敗。日本は120分を超える死闘を制し、決勝へと駒を進めた。
オーストラリアとの決勝戦でもスコアレスのまま延長戦を戦うことになるが、李忠成の芸術的なボレーシュートが決まり、4度目の大会優勝を果たしている。
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