スーパーセーブを連発したドンナルンマ【写真:Getty Images】
【ミラン 0-0 アタランタ セリエA 第12節】
イタリア・セリエA第12節が現地時間の7日に行なわれ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはホームでアタランタと対戦した。
移籍志願が報じられた本田は20歳のFWニアンに先発の場を奪われベンチスタートとなった。両チームのスターティングメンバーは以下。
【ミラン:4-3-3】
GK:ドンナルンマ
DF:デ・シリオ、メクセス、ロマニョーリ、アントネッリ
MF:クツカ、モントリーボ、ポーリ
FW:チェルチ、バッカ、ニアン
【アタランタ:4-3-3】
GK:スポルティエッロ
DF:ライモンディ、トロイ、パレッタ、ドラーメ
MF:グラッシ、デ・ルーン、チガリーニ
FW:モラレス、ピニージャ、ゴメス
立ち上がりが安定しないミランはアタランタに攻め込まれる展開が続く。しかし、19分にアタランタがアクシデントに見舞われる。ドラーメが負傷によりベッリーニと交代を強いられる。
すると、ここから徐々にミランが押し返す。21分にはニアンのパスからバッカが抜けだしてシュートを放つも、なんとかDFがブロックした。続く38分にはニアンがドリブルで突破すると右足を力強く振りぬく。しかし、ここはスポルティエッロ好セーブ。そのまま前半はスコアレスドローで終了する。
後半もアタランタが攻め立てる時間帯が続く。56分にはエリア内でA・ゴメスが倒れるも、これはシミュレーションの判定。PKにはならず。63分には16歳のGKドンナルンマが魅せる。ヘディングを素晴らしい反応で防ぐと、直後にもモラレスとの1対1を阻んだ。さらに69分にもグラッシのシュートを素晴らしい反応で弾く。
GKドンナルンマの活躍でなんとか無失点に抑えるミランは、72分にニアンに替えて本田を投入する。試合終了間際にバッカ、本田、ポーリとつなぎ最後はチェルチが抜けだすも、このシュートは惜しくもサイドネット。最後までドンナルンマが立ちはだかったミランは0-0で勝点1を拾った。
【了】