バイエルン・ミュンヘン時代のブレーノ【写真:Getty Images】
守備の要ステファン・デ・フライが左ひざの負傷で今季絶望となってしまったラツィオは、1月に代役の獲得を目指している。伊『カルチョメルカート.com』が報じた。
ターゲットはサンパウロの元ブラジル代表DFブレーノのようだ。バイエルン・ミュンヘン時代の2011年に自宅への放火で3年9ヶ月の懲役刑を科されたが出所し、今年から母国の古巣に復帰している。
しかし、ブレーノの代理人であるアレシャンドレ・ソアレス氏は欧州再挑戦を否定する。「彼がラツィオでプレーする可能性はない。サンパウロと3年契約を結んでおり、ブラジルで満足している。1月にイタリアへ行くことはないよ。彼の運命は明らかだ。現在のクラブとの契約を尊重する」と述べ、選手のイタリア移籍に難色を示した。
若くから期待されてバイエルン・ミュンヘンに移籍したものの、目立った活躍を見せられず帰国を余儀なくされた。それでもブレーノはまだ26歳。再び欧州へ渡る可能性は十分にある。
今季絶望となったデ・フライは9月のオランダ代表戦で左ひざを負傷し、一度は保存療法での完治を目指したものの快方に向かわず、この度手術を決断した。これにより全治まで6ヶ月を要すると予想されている。
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