ドルトムントが要注意すべき選手・フンテラール(左)【写真:Getty Images】
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、現地時間8日にDF内田篤人所属のシャルケと対戦する。どちらのクラブもルール工業地域に本拠地を置き、両者の対戦は伝統的なレヴィアダービーとして知られている。ドルトムントにとって特別な一戦だ。
しかし、シャルケには多くの要注意選手が存在しており、簡単に勝利することはできないだろう。オランダの強豪アヤックスやレアル・マドリー、ミランなどを渡り歩いてきたオランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールが特に注目だ。
2010年にシャルケに加入してから、現在までに通算190試合で111得点決めている。今季も公式戦14試合で6得点を決めており、32歳になった今もなお実力は衰えていない。2006年にはヘーレンフェーンとアヤックスでリーグ戦33得点を記録し、エールディビジ得点王に輝くなど、素晴らしい功績も残している。
また、19歳ながら今季公式戦17試合に出場し5得点を決めているレロイ・サネも要注意だ。シャルケの下部組織で育ち、今夏には2019年まで契約を延長するなど、将来有望な選手として期待されている。
シャルケは現在リーグで5位につけており、上位同士の戦いとなる。ダービーということもあって激戦は必至だ。昨季のダービーは1勝1敗、ドルトムントはアウェイでは苦杯をなめた。公式戦6連勝と波に乗るドルトムントだが、気を引き締めて挑みたいところだ。
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