5.大前元紀(清水エスパルス)
大前元紀【写真:Getty Images】
今季最初のJ2降格クラブとなったのは、静岡の名門だった。昨季は苦しい戦いの中で何とかJ1の椅子を死守していたが、もはやその粘りも残されていなかった。
監督交代に踏み切っても、チーム状態は好転するどころか泥沼にはまっていった。だが、勝利から見放される中、大前元紀はここまで11ゴールを奪うなど気を吐いている。
小柄ながら戦闘意欲は旺盛で、対峙する敵に真っ向から勝負を挑む姿勢は観る人の心に訴えかけるものがある。自身のパフォーマンスがチームの成績に反映されないのはもどかしいが、シーズン終了まで走り続けたいところだ。
また、ヴィッセル神戸が獲得の意思を示しているという報道も出ており、大前の去就にも注目される。
【次ページ】その他リーグ 注目選手