1.ジェイソン・パンチョン(クリスタル・パレス)
ジェイソン・パンチョン【写真:Getty Images】
この30歳のイングランド人ウインガーは、武闘派の多いクリスタル・パレスの中でひとり異彩を放っている。執拗に左足にこだわるが、その独特なリズムは相手DFの守備のリズムに乱れを生む。
次節対戦するリバプールは、リーグでのクリスタル・パレス戦で2連敗中と分が悪い。前回はスティーブン・ジェラードのアンフィールドでのラストゲームの一戦、アダム・ララーナが先制点を決めるも、パンチョンが得意の左足でFKを突き刺して同点とした。
その後、DFが崩壊したリバプールは失点を重ね、偉大な主将の花道を飾ることができなかった。リバプールは前節のチェルシー戦でユルゲン・クロップ監督のリーグ初白星を挙げた。上向くリバプールに、再びパンチョンが牙を剥こうとしている。
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