パレスチナ代表【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は4日、2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア予選のパレスチナ対サウジアラビア戦ならびにパレスチナ対マレーシア戦を中立地開催とすることを発表した。
本来はパレスチナで開催されるはずだった同カードだが、試合会場がイスラエルに占領されているヨルダン川西岸地区だったため、サウジアラビア側が遠征を拒否していた。先月21日にはFIFAが「パレスチナが安全を全面的に保障する」ことでパレスチナ開催を発表し、決定を受けてサウジアラビアは棄権を発表する事態となっていた。
しかしながら、今回FIFAが中立地開催を明言したことで、サウジアラビアはパレスチナとの一戦を戦うことができそうだ。パレスチナ対サウジアラビアは11月9日、パレスチナ対マレーシアは12日に開催される。
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