身柄拘束中のカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
フランス警察に身柄を拘束されているとされるレアル・マドリーのフランス代表FWカリム・ベンゼマだが、同選手の弁護士であるシルボン・コミエー氏はベンゼマは警察に協力するため出頭したとした。4日付け『マルカ』が報じた。
同紙によると、ベンゼマはヴァルビュエナ恐喝の件で自身の名前が出て来た時から警察の取り調べに協力する姿勢を示していた。コミエー氏は、今回ベンゼマには警察への出頭要請が届き、それに従い出頭し警察からの質問に答えたとしている。
フランス紙『ル・パリシエン』によると、ヴァルビュエナの映った”セックステープ”を持つ者たちがベンゼマ身辺に接触し、ベンゼマ本人を恐喝に利用しようとしていたとみられている。ベルサイユ裁判所の捜査でも、電話の会話の中にベンゼマの名前が出ていることが確認されているという。
コミエー氏は「ベンゼマには何も問題はなく、彼はこの件とは無関係だ」とした。
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