6.金崎夢生(鹿島アントラーズ)
金崎夢生【写真:Getty Images】
鹿島の救世主とも呼べる男だ。開幕から低空飛行が続いたチームの中で獅子奮迅のプレーを見せていたのが金崎だった。
単独での突破はもちろん、力強いポストプレーでも貢献。ポルトガルでのプレーを経験したこともあってか、球際の争いなどボールへの執着心は以前より高まっているように見える。
各年代の代表に選ばれ、A代表デビューは2009年のこと。ニュルンベルクに移籍したあたりから存在感が薄れていたが、鹿島での高いパフォーマンスにより、再び注目を集めている。
前線であればどの位置でも高いクオリティを発揮できる。90分間相手DFと駆け引きし、攻守両面で走り回り、大事な場面でゴールも奪える。岡崎慎司、武藤嘉紀が争う1トップの座に割って入ることも可能だろう。
【了】