5.永木亮太(湘南ベルマーレ)
永木亮太【写真:Getty Images】
これまで、“日本代表”とは無縁だった。年代別代表だけでなく、大学時代はユニバーシアードのメンバーにも入らなかった。そんな無印の選手が、湘南で大きな進化を遂げた。
攻守にアグレッシブなスタイルの中、永木はボランチを基本ポジションとしながら、ピッチの隅々までフォローしている。自陣深くで相手の攻撃を防いだかと思えば、次の瞬間にはフリーランで敵陣を駆け上がっている。
昨オフにはJ1の強豪からオファーが届いた。出色のパフォーマンスは当然、ハリルホジッチ監督の目にも入っているだろう。
ハリルジャパンのボランチには長谷部誠、山口蛍、柴崎岳らがいる。指揮官が求めるデュエルはライバルに劣らず、縦に落ちるFKは自身の武器として完全にモノにした。日の丸に恥じないプレーを見せるだけの力は、すでに備わっている。
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