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V・ハール監督、ゴール欠乏症を危惧…バイエルン時代の教え子獲得を検討か?

text by 編集部 photo by Getty Images

V・ハール監督、得点数減少に危惧。バイエルン時代の元教え子獲得を検討か?
ベジクタシュの元ドイツ代表FWマリオ・ゴメス【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督が、トルコ1部ベシクタシュに所属する元ドイツ代表FWマリオ・ゴメスに興味を示しているようだ。3日に独メディア『シュポルトビルト』が報じている。

 ゴメスは今夏の移籍市場でフィオレンティーナからベシクタシュにレンタル移籍で加入。今季は公式戦13試合に出場し9得点を記録している。

 ファン・ハール監督とは2009年から2013年まで在籍していたバイエルン・ミュンヘンで師弟関係にあった。2010/2011シーズンはリーグ戦で28得点を決める活躍を見せ、得点王に輝いたが、リーグ優勝は逃している。

 ゴメスについて当時をよく知るファン・ハール監督は「彼は1試合当たり平均9回ほど、最大では14回ほどしかボールを触らなかったが、ほとんどの試合で得点を取っていた。現在、ストライカーと呼べる選手を欠いている我々にとって、彼の影響力と迅速に対応する能力は必要かもしれない」と語り、獲得を望んでいることを明かした。

 ユナイテッドは10月17日のエバートン戦で3得点を決めて以来、リーグ戦とチャンピオンズリーグ(CL)を合わせた5試合で2得点以上決めた試合が一つもない上、無得点試合が3試合もある状況だ。

 プレミアリーグ第11節が終了した時点で4位につけるものの、合計15得点しか取れておらず、リーグで11番目に少ない数字となっている。ゴール欠乏症に陥っている状況を見て、好調を維持するゴメスのようなストライカーが必要だと考えているのかもしれない。

【了】

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