インドで選手兼監督を務めるロベルト・カルロス【写真:Getty Images】
かつてレアル・マドリーでプレーし、クラブ史上最高の左サイドバックといわれたロベルト・カルロス選手兼監督の目標はマドリーで指揮を執ることだとスペインラジオ『オンダ・セロ』で語った。
現在はインドのデリー・ディナモスFCでプレーイングマネージャーを務めるR・カルロスは、「監督としてマドリーに戻るために、ここ(インド)でたくさんのことを学んでいる」と、世界最高のクラブの監督になるために精進しているとした。
マドリーの動向を常に追っているというR・カルロスは、守備的だとの批判を受けているラファエル・ベニテス監督に関しては、「監督として活動する今の自分が、ベニテスのような経験豊富で素晴らしい監督を批判する事は間違いだ。マドリーの監督の座にいるという事は、それだけの価値があるということだ」と評価している。
R・カルロスは、「マドリーへ戻るための自分への扉は開いていると思っている。マドリーへ戻る日が来たとしたら、最高に幸せだ」とクラブへの愛を示しているが、果たして監督としてサンティアゴ・ベルナベウのベンチに座る時は来るのだろうか。
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