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アーセナル、またも負傷者。若手SBがCLバイエルン戦欠場へ

text by 編集部 photo by Getty Images

アーセナル、またも負傷者。若手SBがCLバイエルン戦欠場へ
負傷したエクトル・ベジェリン【写真:Getty Images】

 アーセナルに所属する20歳のDFエクトル・ベジェリンが、鼠径部の痛みを訴えているため現地時間4日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)バイエルン・ミュンヘン戦は欠場することになった。3日に英メディア『スカイスポーツ』が報じている。

 同メディアによると、軽傷のため長期離脱することはないようだが、重要な一戦となるバイエルン戦には出場することができないとのこと。代役としてマテュー・ドゥビュシーが起用される見通しだ。

 アーセナルは今季も多くのけが人を抱えている。ダニー・ウェルベックやジャック・ウィルシャーが開幕前に離脱し、GKダビド・オスピナが代表戦で肩を負傷。

 セオ・ウォルコットはふくろはぎを負傷し、アーロン・ラムジーやアレックス・チェンバレンはハムストリングを痛めている。そこに、短期間ながらベジェリンも加わることとなった。

 ベジェリンはアーセナルのユースで育ち、2013年にトップチームデビューを果たす。同年11月には当時2部のワトフォードにレンタル移籍したが、翌年2月にレンタル期間終了で復帰した。昨季の前半は出番が少なかったものの、徐々に出場機会を増やすと、今季は公式戦13試合に出場し主力として右SBで活躍している。

 対するドゥビュシーは昨季けがで長期離脱したこともあり、ベジェリンにポジションを奪われる形となった。だが、再びチャンスが訪れたことで、バイエルン戦の活躍次第では状況をひっくり反すことができるかもしれない。出場機会に飢えるドゥビュシーの活躍が勝利のカギを握るだろう。

【了】

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