医療チームへの信頼を強調したレアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリー内部で起こった選手たちとクラブ医療チーム主任であるヘスス・オルモ氏の間での紛争だが、ラファエル・ベニテス監督はマドリー医療チームは素晴らしい仕事をしていると強調した。1日付け『マルカ』が報じた。
医療に関する全権を持つオルモ氏とマドリーでは選手たちとの関係に亀裂が入り、選手たちはオルモ氏のロッカールームへの立ち入りを拒否するという事態になっている。
オルモ氏は選手たちが信頼を寄せていたトレーナーを解任し、ロッカールーム内での情報を外部に密告したとして選手たちは不満を抱いている。
しかし、同紙によると、ベニテス監督は「オルモ氏の仕事ぶりは良い。我々は医療チームの仕事ぶりを評価することの出来る経験が十分にあり、彼らは十分素晴らしい仕事をしていると言える」と、医療チームを評価しているとした。
マドリー医療チームの質に関してベニテス監督は、「人それぞれ意見を持つのは自由だ」としたが、監督・コーチ陣たちは医療チームを信頼しているとした。
オルモ氏との対立のせいか、今季のマドリーはけが人があとを絶たない。一部では過密なプレシーズンツアーの影響が大きいという見方もあるが、医療チームとの軋轢はチームにとって良い影響を及ぼさないことは間違いない。
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