リバプールのユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第11節が31日に行われ、リバプールはチェルシーを1-3で破った。フィリッペ・コウチーニョとクリスティアン・ベンテケにゴールが生まれ、不調に苦しむ昨季王者をアウェイで打ち破っている。
そしてこの試合は、リバプールのユルゲン・クロップ監督にとってのプレミアリーグ戦初勝利だった。同氏は試合後の記者会見でジョークを飛ばしながら、初勝利の余韻に浸っていた。
とはいえ、開始早々に先制を許したのは事実だ。クロップ監督は「試合の入り方が悪かった。数分でチェルシーにゴールを与えてしまったね」と、立ち上がりの拙さを反省点に挙げる。
しかし、「ショートパスをつないでビルドアップができた。これが私たちのやりたかったことなんだ。それができたのはよかった」と強豪相手に大きな収穫をつかみ取っている。
そして「後半はオープンな展開になったが、我々が少しばかり優勢で、2つのゴールを完璧なタイミングに決められた」と、コウチーニョとベンテケの得点が生まれた45分間の戦いぶりを称えた。
待望のリーグ初勝利を挙げたクロップ監督は、「プレミアリーグでは3-0でリードしていたとしても簡単にはいかないから、リアクションが重要になるんだ。戦わなければならない。それを我々は今日やった。そして今日出た問題を解決しなければ」気を引き締めたが、「今日は勝ちにふさわしいゲームをした。さあ、家に帰ろう」とご満悦の表情で会見場を後にした。
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