フットボールチャンネル

首位争いのマンC&アーセナルは揃って勝利。マンUはまたもスコアレスで一歩後退…

text by 編集部 photo by Getty Images

首位争いのマンC&アーセナルは揃って勝利。マンUはまたもスコアレスで一歩後退…
クリスタル・パレス戦でマンチェスター・ユナイテッドはスコアレスドローとなった【写真:Getty Images】

 現地時間31日、プレミアリーグ第11節が各地で開催された。現時点で首位争いを演じているマンチェスター・シティとアーセナルはそれぞれ勝利し、順位は入れ替わらなかった。

 ノリッジを本拠地エティハド・スタジアムに迎えたシティは、この夏に加入したケビン・デ・ブライネのCKから同じく新加入のニコラス・オタメンディが頭で合わせて先制する。

 1度は同点に追いつかれたシティだったが、89分にラヒーム・スターリングのシュートをラッセル・マーティンが手でブロックしたとしてPKを得る。マーティンにはレッドカードが提示された。これをヤヤ・トゥーレがきっちりと決めて勝ち越しに成功し、苦しみながらも勝ち点3を積み上げた。

 アーセナルはアウェイでスウォンジーに快勝。前半をスコアレスで折り返すが、CKからオリヴィエ・ジルーのゴールで先制すると、ローラン・コシエルニー、ジョエル・キャンベルが立て続けに決めて難なく勝利を収めた。

 キャピタル・ワン・カップでは2部のシェフィールド・ウェンズデーに0-3の大敗を喫したアーセナルだったが、リーグ戦ではこれで5連勝。ミッドウィークに行われるチャンピオンズリーグ(CL)バイエルン戦に向けて弾みをつけた。

 一方、勝利すればその他の結果次第で首位に立つ可能性を残していたマンチェスター・ユナイテッドは、アウェイでクリスタル・パレスとスコアレスドローとなった。

 アントニー・マルシアル、ウェイン・ルーニーら現時点でのベストメンバーで臨んだユナイテッドだったが、終始クリスタル・パレスに押し込まれる展開となった。

 FK数、シュート数(枠内外含む)、クロス数はクリスタル・パレスがいずれも上回り、反対にユナイテッドはクリア数がクリスタル・パレスの2倍以上を記録した。

 ヤニック・ボラシーのシュートはクロスバーをヒットし、GKダビド・デ・ヘアの5度のセーブや相手のシュートミスがなければ最悪の結果になっていたかもしれない。

 ユナイテッドは前節のシティ戦、キャピタル・ワン・カップのミドルスブラ戦に続けて公式戦3試合連続のスコアレスドローとなった(ミドルスブラ戦はPK戦の末に敗退)。

 この結果、ジェイミー・ヴァーディによる劇的ゴールでウェスト・ブロムウィッチに逆転勝利を収めたレスター・シティに順位では入れ替わられてしまった。

31日時点での上位10チームは以下の通り。

1位.マンチェスター・シティ 勝ち点25 +17
2位.アーセナル 勝ち点25 +13
3位.レスター・シティ 勝ち点22 +4
4位.マンチェスター・ユナイテッド 勝ち点21 +7
5位.ウェスト・ハム 勝ち点20 +7
6位.トッテナム(※) 勝ち点17 +8
7位.リバプール 勝ち点17 0
8位.クリスタル・パレス 勝ち点16 +1
9位.ワトフォード 勝ち点16 0
10位.サウサンプトン(※) 勝ち点14 +3
(※)トッテナムとサウサンプトンは1試合未消化

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!