4-2-3-1へとスイッチ。香川はトップ下へ
「リードを奪ったにも関わらず」、BVBはフリッツを中心とするブレーメンの速攻に苦しんだ。17分、パクの後ろでパスを受けたフリッツが、ウジャーへロングボールを送る。ソクラティスとの1対1を制したウジャーが、シュートを打つ。
25分、カウンター=自陣でユヌゾビッチからパスを受けたフリッツが、ドリブルで突き進む。ミスパスの格好となってしまった香川が、エリア内まで戻って、身を投げ出してフリッツの折り返しを防いだ。
32分。ブレーメンに同点弾を許す。右サイドを細かく繋がれ、バルテールスの折り返しを、グリリッチがシュートする。一旦はギンターが防ぐが、ウジャーが詰める。1-1。バイグルは「前半は難しかった。全てにおいて緩慢だった」と振り返る。
それでも43分に、BVBは勝ち越しに成功する。香川から、直接FKのチャンスの後に残っていた左サイドのフンメルスへ。フンメルスのクロスに、ファーサイドでムヒタリヤンがヘッドでゴールに突き刺した。2-1。ドルトムントが勝負強さを発揮する。
そしてバイグルは「僕たちは後半に多くのことを改善した」と言う。後半に入ると、ドルトムントは4-2-3-1に布陣を変更した。香川はトップ下に移り、ギュンドアンとバイグルがツーボランチを組んだ。
【次ページ】支配率73%。カウンターにも見事に対処