香川真司【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第11節が31日に行われ、ドルトムントはアウェイでブレーメンに1-3で勝利した。
この試合にフル出場した香川真司だったが、見せ場はほとんどなく90分間を終えている。これに対し、現地メディアはチーム内でも低い評価となっている。独紙『ビルト』と地元紙『ルール・ナハリヒテン』は香川に「3」をつけた(ドイツの採点は「6」が最低で「1」最高)。
一方、独紙『デア・ヴェステン』は「3.5」をつけ、寸評では香川のプレーを「活発に多くボールに絡む日本人はいつもより控えめだった。決定機も30分にブロックされたシュート以外にほとんど訪れなかった」と分析し、消極的な姿勢を低評価の要因に挙げている。
チーム最高の評価を受けたのは2ゴールでチームを勝利に導いたマルコ・ロイスだった。『ビルト』紙は「1」を、『ルール・ナハリヒテン』紙は「1.5」を与えている。『デア・ヴェステン』紙ではヘンリク・ムヒタリアンやソクラティス・パパスタソプーロスとともに同じ「2」と評価されたがチーム内最高点であることに変わりはない。
バイエルン・ミュンヘンには敗れたものの、3連勝で開幕当初の好調を取り戻したドルトムント。ロイスも負傷から完全復活を遂げ、逆襲の準備は整った。
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