5.2014年:G大阪 vs 広島
劇的な逆転で優勝を果たしたG大阪【写真:Getty Images】
国立競技場の取り壊しにより、17年ぶりに同競技場以外のスタジアムで開催されたファイナルで、G大阪が大逆転劇を見せた。
初めて埼玉スタジアムで行われた一戦は、佐藤寿人の2得点で広島が優位に進める。クラブ史上2度目の決勝戦で初優勝を飾るかに思われた広島だが、G大阪のパトリックが反撃の狼煙を上げるゴールを決めた。ここからG大阪の逆転劇が始まる
後半にもパトリックが同点弾を叩き込むと、後半から途中出場した大森晃太郎が決勝点を奪った。7年ぶりにナビスコ杯優勝となったG大阪は、のちにJリーグと天皇杯も制覇。三冠達成の第一歩となる勝利だった。
【試合結果】
広島 2-3 G大阪
【得点者】
1-0 20分 佐藤寿人(広島)
2-0 35分 佐藤寿人(広島)
2-1 38分 パトリック(G大阪)
2-2 54分 パトリック(G大阪)
2-3 71分 大森晃太郎(G大阪)
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