問題を起こしたトルコ1部のトラブゾンスポル【写真:Getty Images】
トルコ1部トラブゾンスポルの会長を務めるイブラヒム・ハチュオスマノグル氏が信じられない事件を引き起こした。29日、イギリス『BBC』が報じている。
トラブゾンスポルはホームでガズィアンテプスポルと対戦した。試合はガズィアンテプスポルが2点を先制する展開から始まり、後半にトラブゾンスポルが2点を取り返して2-2の引き分けに終わっている。しかしながら、この試合の中でガズィアンテプスポルはペナルティエリア内で誰が見ても明らかなハンドを数回繰り返していた。
同局によると、ハチュオスマノグル会長がハンドに対する判定に不満を募らせ、なんと試合後に審判団を4時間ドレッシングルームに閉じこめたとのこと。最終的にトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が仲介に入り、なんとか審判団はドレッシングルームから出ることに成功した。
この問題を受けて、トルコサッカー協会は調査を開始しているようだ。トルコリーグでは過去にサポーター同士の暴動から怪我人がでる事態も起きている。今回はスタジアムに居座るに止まり暴動には発展しなかったが、ファンも怒りを募らせていたようだ。
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