数々の得点記録を塗り替えるレアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだが、同代表フェルナンド・サントス監督は彼が典型的“9番（センターフォワード）”になることはないとしている。28日付け『マルカ』が報じた。

　ロナウドは、マンチェスター・ユナイテッド時代の06/07シーズンから9年連続リーグ戦2ケタ得点を記録。特に昨シーズンは35試合で48得点と驚異的な得点数を叩き出し、今季も第3節エスパニョール戦で1試合5得点を挙げている。

　そんなロナウドについて代表チームを指揮するフェルナンド・サントス監督は、サイドから中に切り込んでいくプレーこそ爆発的な得点力を最も発揮できると考えているようだ。

　ペナルティーエリア内で相手ゴールに背中を向けてボールをキープするような典型的なセンターフォワードでも、元ポルトガル代表ルイス・フィーゴ氏のような生粋のサイドプレーヤーでもない。

　EURO2016で飛躍が期待されるポルトガル代表。フェリペ・サントス監督は、ロナウドを1つの役割、ポジションに固定されないFWだとみており、彼の最大のポテンシャルを出せるような戦術を考えているとしている。

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