かつてチェルシーで指揮を執ったフース・ヒディンク氏【写真:Getty Images】
チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の後任候補として名前が挙がっているフース・ヒディンク氏が、古巣の監督就任に興味を示しているようだ。28日にイギリス『ESPN FC』が報じている。
チェルシーは現地時間27日に行なわれたキャピタル・ワン・カップ4回戦でストーク・シティと対戦しPK戦の末に敗れた。チャンピオンズリーグ(CL)のディナモ・キエフ戦から3試合勝利がない状態が続いており、リーグ戦でも3勝2分5敗の15位と低迷していることもあり、モウリーニョ監督が解任される可能性が高まっている。
また、ヒディンク氏の他、同じく元チェルシー指揮官のカルロ・アンチェロッティ氏、バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラ監督、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督などの後任候補の名前が挙がっていた。
就任する可能性についてヒディンク氏は「トップクラスのサッカーは常に魅力的だ。最近、私のもとにオファーが届いたがどれも望むようなものではなかった。今はどうなるのか待つしかないね」と語り、チェルシーで指揮を執ることに魅力を感じていることを明かした。
ヒディンク氏は2009年2月にルイス・フェリペ・スコラーリ氏の解任を受けてチェルシーの監督に就任。リーグ戦では3位だったが、FAカップ優勝をもたらしている。果たして、モウリーニョ監督の進退は今後どのような結末を迎えるのだろうか。
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