対するは、強烈個性のあの名手
中2日でアウェイのブレーメン戦となるが、これらのことを考えれば、パーダーボルン戦でも先発となるのではないだろうか。ドイツカップの2回戦はホームで行われる。遠征に帯同しなかったギリシャのように移動に無理はない。
対戦相手のパーダーボルンだが、シュテファン・エッフェンベルクが2017年6月30日までの契約で監督に就任した。10月13日付で公式HPが発表する。
前監督のマルクス・ゲルハウスは成績不振により解任となった。ボルシアMGやバイエルンなどで活躍した元ドイツ代表は、2部のクラブで監督のキャリアをスタートさせることとなった。エッフェンベルク就任後、パーダーボルンは2連勝を飾っている。
27日付の『ビルト』誌によれば、“監督”エッフェンベルクは、ドルトムント戦が待ち遠しいようだ。
「我々はとても楽しみにしているよ。天才的に感銘を与えるベストの雰囲気のスタジアムだ。だが試合を前に、我々に不安は全くない」
ブンデスリーガを制覇した選手時代の経験もあってか、エッフェンベルクはドルトムントを向こうに怯むところはない。
しかし好調を維持しているのは、ドルトムントも同様である。26日付の『キッカー』誌で、トゥヘルはロイスを「真剣で、勤勉で、規律が取れており、気がきいているね」と評した。しかしそれはロイスだけでなく、今のドルトムント全体にも言えることだ。誰もがハードワークを惜しまない。相手がどこだろうと、全力で勝利を目指す。
そのBVBのスタイルは、エッフェンベルク率いるパーダーボルンに対しても変わることはないだろう。
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