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香川真司 9年前

惜しまぬハードワーク。2部との独杯、香川ら主力先発へ。注目は敵将…“往年の名手”

text by 本田千尋 photo by Getty Images

対するは、強烈個性のあの名手

惜しまぬハードワーク。2部との独杯、香川ら主力先発へ。注目は敵将…“往年の名手”
シュテファン・エッフェンベルクは2017年6月30日までの契約でパーダーボルンの監督に就任【写真:Getty Images】

 中2日でアウェイのブレーメン戦となるが、これらのことを考えれば、パーダーボルン戦でも先発となるのではないだろうか。ドイツカップの2回戦はホームで行われる。遠征に帯同しなかったギリシャのように移動に無理はない。

 対戦相手のパーダーボルンだが、シュテファン・エッフェンベルクが2017年6月30日までの契約で監督に就任した。10月13日付で公式HPが発表する。

 前監督のマルクス・ゲルハウスは成績不振により解任となった。ボルシアMGやバイエルンなどで活躍した元ドイツ代表は、2部のクラブで監督のキャリアをスタートさせることとなった。エッフェンベルク就任後、パーダーボルンは2連勝を飾っている。

 27日付の『ビルト』誌によれば、“監督”エッフェンベルクは、ドルトムント戦が待ち遠しいようだ。

「我々はとても楽しみにしているよ。天才的に感銘を与えるベストの雰囲気のスタジアムだ。だが試合を前に、我々に不安は全くない」

 ブンデスリーガを制覇した選手時代の経験もあってか、エッフェンベルクはドルトムントを向こうに怯むところはない。

 しかし好調を維持しているのは、ドルトムントも同様である。26日付の『キッカー』誌で、トゥヘルはロイスを「真剣で、勤勉で、規律が取れており、気がきいているね」と評した。しかしそれはロイスだけでなく、今のドルトムント全体にも言えることだ。誰もがハードワークを惜しまない。相手がどこだろうと、全力で勝利を目指す。

 そのBVBのスタイルは、エッフェンベルク率いるパーダーボルンに対しても変わることはないだろう。

【了】

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