ユルゲン・クロップ監督とジョー・アレン【写真:Getty Images】
リバプールのウェールズ代表MFジョー・アレンは、早くもユルゲン・クロップ新監督の構想から外れてしまったようだ。英紙『デイリー・スター』が移籍の可能性を報じている。
ブレンダン・ロジャース監督がスウォンジー時代から重用し、1500万ポンド(約28億円)の移籍金でリバプールへと連れてこられた。しかし、負傷にも苦しめられて主力定着には至っていない。
そしてクロップ監督就任以降、居場所の確保に苦しんでいる。初采配のトッテナム戦は途中出場でピッチに立ったが、25日のサウサンプトン戦はベンチで試合終了の笛を聞いていた。
負傷者が多いチーム状況もあってベンチ入りできているものの、すでに新監督の構想からは外れたと見られるアレンに、プレミアリーグのクラブから関心が寄せられている。ストークやサウサンプトン、レスターなどが冬の移籍市場で獲得を狙っているようだ。
ウェールズ代表として来年夏のEUROへ出場するため、継続した出場機会を得たいアレンだが、現状は非常に難しい立場に置かれている。リスクを冒して冬に環境を変える決断を下すのか、負傷者たちの回復状況も去就に影響を及ぼしそうだ。
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