3アシストと活躍した日本代表MF香川真司(右)【写真:Getty Images】
ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司が、現地時間25日に行われたアウグスブルク戦を終えたあと、自身のブログでコメントを発表している。
香川はアウグスブルク戦で先発出場を果たした。前半序盤からドルトムントがボールを支配する時間帯が続く。すると18分、ドルトムントはゴール前のパス回しから相手の守備陣系を崩し、最後はピエール=エメリク・オーバメヤンが押し込み先制点を決める。続く21分には、香川が左サイドから仕掛けて、折り返したボールにマルコ・ロイスが合わせて追加点を決めた。
さらに33分、味方の縦パスに抜け出した香川がゴール前でヒールパスを出すと、後ろから走ってきたロイスが合わせてチームに3点目が入る。前半だけで大きくリードを広げたドルトムントだったが、後半開始直後の49分にセットプレーからラウール・ボバディージャに頭で合わされ1点を返される。
それでも勢いが衰えないドルトムントは85分、アドリアン・ラモスがシュート気味のクロスを入れると、オーバメヤンが飛び込みゴールに押し込んだ。後半終了間際にも相手を引きつけた香川がラストパスを送り、オーバメヤンがトドメのチーム5点目を決め、ドルトムントは5-1で勝利している。
3アシストの活躍で勝利に貢献した香川は自身のブログで「今日は無事、5-1で勝つことができました。チームはヨーロッパリーグも含めて3連勝と良い形で勝ち続けているので、これを続けていきたいなと思います」とコメントし、調子が上向いていることを明かした。
香川本人は9月20日のブンデスリーガ第5節レバークーゼン戦以来、得点を決めることができていない。しかし、アシストや得点に絡む働きでチームの勝利に貢献している。28日のドイツ杯2回戦のパーダーボルン戦で久しぶりのゴールを決めたいところだ。
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