トーマス・トゥヘル監督(左)とユルゲン・クロップ監督(右)【写真:Getty Images】
ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督が、同クラブの元監督でリバプール指揮官に就任したユルゲン・クロップ監督に対してエールを送った。25日にイギリス『リバプール・エコー』が報じている。
クロップ監督は2008年7月にドルトムントの監督に就任し、日本代表MF香川真司を指導するなどして、2010/11シーズンと2011/12シーズンでブンデスリーガ2連覇を達成していた。今年4月にドルトムントを辞任して、後任に昨季までマインツを率いていたトゥヘル監督が就任している。
リバプール指揮官に就任したクロップ監督だが、初陣となったトッテナム戦とルビン・カザン戦、そしてサウサンプトン戦と3試合ドローが続き、未だに勝利を挙げることができていない。しかし、トゥヘル監督はクロップ監督の手腕を信じているようだ。
「私は彼が成功すると100%確信している。彼のスタイルを活かした、ユニークで特徴のあるサッカーをプレミアリーグで作り上げることができると信じている。現時点で接触はないものの、私は彼にメッセージを送った。おそらく2500通くらい届いていると思うよ」
今季のドルトムントは、公式戦11連勝を飾るなど輝かしいスタートをきった。ホッフェンハイム戦で引き分けたことで連勝はストップしたが、マインツ戦で勝利したのをきっかけに、再び上昇気流に乗っている。
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