3アシストと大活躍をみせた香川真司【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司は現地時間の25日、ブンデスリーガ第10節でアウクスブルクと対戦して5-1の快勝に貢献した。
3アシストを記録するなど大活躍をみせた香川だったが「完勝という感じになりましたが、先制点と2点目を取るまでは苦労していた」と簡単な勝利ではなかったことを強調した。シーズン序盤戦は先制されて逆転という展開が多かったことについては「決めるべき選手が決めている」と、ハットトリックを決めたFWピエール=エメリク・オーバメヤンや2ゴールのFWマルコ・ロイスを称賛した。
一方、今季6アシストと結果を残している香川だが、リーグ戦でのゴールは未だ2得点と物足りない。香川自身も「一つの課題だと思っています」と語った。
「シュート練習を取り組んで、自信だったり、イメージを広げていかないといけない。(アウクスブルク戦でのチャンスをミスしたことについて)単に技術不足だと思っています」
今季の香川は攻撃面での活躍だけでなく、守備面でのハードワークも評価を集めている。実際に「中盤だとなおさら守備の意識も求められる」と明かし、「今日は簡単にボールを取れていたけれど、強い相手を想定して90分間通してできるようにしたい」と語った。
次節ドルトムントはアウェイでブレーメンと対戦する。香川に待望のゴールは生まれるのだろうか。
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