何よりリーグでの勝利を望むアウクスブルク
太ももの肉離れから負傷離脱していたが、ガバラ戦で69分から途中出場したシュメルツァーと、政治的な理由で遠征に帯同しなかったムヒタリヤンの先発復帰が見込まれている。ギュンドアンとバイグルとともに香川真司もガバラ戦に続いて先発予想だ。
中盤が力強く安定するBVBとは対照的に、オフェンスの有効性を欠くアウクスブルクだが、アウェイでAZに1-0で勝利した。しかしゴールはトロホウスキの直接FKによるもので、CFに入ったカイウビーは無得点に終わっている。
それでもシュテファン・ロイターSDは「闘って掴んだ成果はセンセーショナルだった」と満足のようだ。
ヴァインツィアルもELでの初勝利を喜んだ。しかしAZ戦の前には「ブンデスリーガが最も重要であることに変わりはない」と語っている。何よりリーグ戦での勝利を望む。果たしてアウクスブルクは、日曜日にドルトムントを相手に「成功体験」を掴むことができるだろうか。
「自分たちのスタイルを貫く」BVBから、「勝ち点3を持ち帰ること」は簡単ではない。
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