未だ固まらないワントップ
FCアウクスブルクもヨーロッパで戦っている。2015年10月22日に行われたEL第3節、AZアルクマールとの一戦を前に指揮官ヴァインツィアルは結果を強く望んだ。
「チームは成功体験を必要としている。日曜日にドルトムントで得られるのが最も好ましい。しかしアルクマール戦でも良いがね」
昨季のブンデスリーガを5位で終えることに成功したFCアウクスブルクは、7位に滑り込んだドルトムント同様、今季のELに参戦している。しかし結果を残せていなかった。
第1節はアウェイでアスレティック・ビルバオに、第2節はホームでパルチザンに、それぞれ1-3で敗れている。そしてリーグ戦でも結果が伴わない。9試合を終えて1勝2分6敗の18位、つまり最下位に落ち込んでいる。
アウクスブルクがオランダに遠征する間、BVBのピエール=エメリク・オーバメヤンは、アゼルバイジャンでガバラFKを相手にハットトリックを叩き込んだ。公式戦での通算は、17ゴールを記録する。
BVBでは監督トゥヘルがCFのオーバメヤンを「勝利の道を開いた」と賞賛する一方、アクスブルクでは未だにワントップが固まっていない。リーグ戦ではボバディージャ、マタウシュ、カイウビーが試されてきたが、9試合でカイウビーが1点を挙げたに留まっている。