プレミアリーグで指揮する可能性があるグアルディオラ監督【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が同クラブと契約延長しなかった場合、プレミアリーグで指揮をとる可能性が高いようだ。23日に英紙『デイリーメール』が報じている。
グアルディオラ監督とバイエルンの契約は今季までとなっているが、現在はまだ契約延長には至っていない。同紙によると、アーセナルとチェルシー、そしてマンチェスター・シティが同監督に関心を示しているとされている。
チェルシーでは現在ジョゼ・モウリーニョ監督が指揮をとっているが、リーグ戦で3勝2分4敗の12位と低迷が続いている。クラブ側は「最大限のサポートを続ける」と声明を発表し、同監督に大きな信頼を寄せていることを明かしているが、このまま不調が続けば見切りをつける可能性もある。ただし、モウリーニョ監督は今夏にチェルシーとの契約を2019年まで延長した。
アーセナルに関しては調子が上向きはじめ、レスター・シティ戦で勝利して以降リーグ戦で3連勝を飾った。順位も2位につけ、順風満帆の日々を送っている。また、アーセン・ヴェンゲル監督とクラブは2017年まで契約を残しており解任される可能性は低い。グアルディオラ監督が就任するとなれば2017年以降になると予想されている。
シティとは先日、口頭で合意に達していると報じられていた。いずれにしても、バイエルンとの契約延長が叶わなければ、プレミアリーグで指揮をとる可能性は高そうだ。バルセロナやバイエルンでタイトル獲得に導いた名将は、一体どこで指揮をとることになるのだろうか。
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