将来的な主将候補のスモーリング(左)とファン・ハール監督(右)【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督が、イングランド代表DFクリス・スモーリングを将来的な主将として考えているようだ。23日に英紙『デイリースター』が報じている。
現在の主将はまもなく30歳を迎えるウェイン・ルーニー、副主将は34歳のマイケル・キャリックが務めており、25歳のスモーリングは第三主将を任されている。チームの主力として活躍するスモーリングにファン・ハール監督は厚い信頼を寄せているようだ。
「チームに指示を与えるとき、理解できる人間が必要だ。キャプテンはルーニーであり、その次はキャリック。彼らがいなくなった時にはクリス・スモーリングに任せることもできるだろう。そういう状況になれば私は彼の後押しをする」
スモーリングは2010年にユナイテッドに加入し、同年8月に行われたコミュニティーシールドのチェルシー戦で公式戦デビューした。今季公式戦15試合に出場し、ユナイテッドでは通算167試合に出場している。
ファン・ハール監督はシーズン開幕前のインターナショナルチャンピオンズカップでの試合前会見でスモーリングが今季の第三主将を務めることを明かしていた。
しかし、その際は「第三キャプテンは“マイク”・スモーリングだ」と、自らが率いるチームの選手の名前を間違えるという致命的なミスを犯してしまっている。
今回は再びマイク…、ではなく“クリス”・スモーリングへの信頼を強調したということは、彼の名前をしっかりと覚えたということなのだろうか…。
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