復調したトニ・クロース【写真:Getty Images】
今季ラファエル・ベニテス新監督のもと不調が伝えられてきたレアル・マドリーMFトニ・クロースだが、再びチームの中心に戻っているようだ。22日付け『マルカ』が報じている。
チャンピオンズリーグ(CL)パリ・サンジェルマン戦でディフェンシブな役割を担ったMFカセミロを背中にプレーしたクロースは、84回中79回のパスを成功させパス成功率94%を記録した。今季、CL通算では329回中312回のパスを成功させ、パス成功率は現在95%と全体トップに輝いている。
クロースはテクニック面での輝きだけでなく、フィジカル面でも試合中の走行距離が11.4kmと、その数字は両チームの中で一番となった。
この試合ではいつもより前のポジションでプレーしたクロース。FWへセ・ロドリゲスへのパスなど数々の得点チャンスを演出している。同選手がこの調子を維持すれば、マドリーの攻撃は安泰となりそうだ。
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