1.FFCフランクフルト時代の安藤梢【写真:Getty Images】
今年6月に開催されたカナダ女子W杯の初戦で左足を骨折し、長期離脱を強いられていた日本女子代表FW安藤梢の新たな所属先が明らかになった。
昨季は女子チャンピオンズリーグを制した1.FFCフランクフルトに在籍していたが、今季から同じ女子ブンデスリーガ1部のSGSエッセンへ移籍することが決まった。
負傷も回復し、近日中の復帰を目指す安藤は移籍に際し「エッセンは若くテクニックのある選手が多く、しっかりボールをつなぐサッカーが印象的です。エッセンでプレーすることは私にとって新たな挑戦です。このチームで自分の経験をいかしてチームのために全力でプレーし、エッセンが優勝争いに食い込むように、貢献したいです」と新天地でのプレーに意気込んでいる。
そして「ブンデスリーガで活躍して、リオオリンピックに選ばれるようにがんばりたい」と来年の五輪を再びなでしこジャパンの一員として戦うために力を尽くすことを誓った。
安藤は今月31日に行われるケルン戦でピッチに戻るべくトレーニングに励んでいる。負傷を乗り越え、新たな仲間とともに以前よりも逞しくなった姿を見せてくれるに違いない。
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