ジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】
なかなか波に乗れないミランは、ついに守護神の交代に踏み切るかもしれない。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は25日のサッスオーロ戦で16歳のジャンルイジ・ドンナルンマがゴールを守る可能性があると報じている。
今季も正守護神を務めているディエゴ・ロペスだが、これまでほどの安定感を見せられず、17日のトリノ戦では失点に直結するミスを犯すなど本来のパフォーマンスからほど遠いプレーに終始していた。
これにはシニシャ・ミハイロビッチ監督も満足しておらず、正GK交代という大きな決断を下すようだ。
将来を期待されるドンナルンマはフィリッポ・インザーギ監督が今年2月に当時15歳でベンチ入りさせたことで注目を浴びた。今季はブラジル人GKガブリエウを追い出し、第3GKとしてメンバー入りを続けている。
ミランは21日に「トロフェオ・ベルルスコーニ」という親善試合で宿敵インテルと激突するが、ミハイロビッチ監督はこのゲームにドンナルンマを起用してセリエAで通用するかを見極め、週末のリーグ戦に出場させるかを検討していくという。
名手ジャンルイジ・ブッフォンと同じ名前ということもあってイタリア代表の未来を担う逸材と高く評価され、特大の期待を背負うドンナルンマは16歳にしてミランの救世主となるのだろうか。
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