ピャニッチが芸術的ゴールを決めるもローマ守りきれず【写真:Getty Images】
【レバークーゼン 4-4 ローマ チャンピオンズリーグ グループステージ】
現地時間の20日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第3節で、壮絶なドロー劇が誕生した。アウェイでレバークーゼンと対戦したローマは悔しい引き分けに終わっている。
開始早々の4分にFWエルナンデスがPKを決めて幕を開けたこのゲームは、19分にもエルナンデスが追加点を奪いレバークーゼンが2-0とリードを広げる。
しかし、今度はローマが反撃を仕掛ける。29分にMFデ・ロッシがCKのこぼれ球から胸トラップからボレーを押し込むと、37分にもFKからデ・ロッシが合わせて同点に追いつく。さらに54分にはMFピャニッチが芸術的なFKを決め、大逆転に成功。続く73分にFWファルケが追加点を奪い4-2と試合を決定づける。
ローマの大逆転勝利で試合が終了するかと思われたが、さらに壮絶な展開が待っていた。84分にMFカンプルが素晴らしいミドルシュートで1点を返すと、86分にFWメーメディがゴールを決め2点差を追いついた。
両チームが2度2点差を追いつくというシーソーゲームは、結局4-4で試合終了。4-4というスコアはCLでも史上3回目という事件となった。
【得点者】
4分 1-0 エルナンデス(レバークーゼン)
19分 2-0 エルナンデス(レバークーゼン)
29分 2-1 デ・ロッシ(ローマ)
38分 2-2 デ・ロッシ(ローマ)
54分 2-3 ピャニッチ(ローマ)
73分 2-4 ファルケ(ローマ)
84分 3-4 カンプル(レバークーゼン)
86分 4-4 メーメディ(レバークーゼン)
【了】