ハットトリックを達成したFWディルク・カイト【写真:Getty Images】
35歳になるベテランFWディルク・カイトだが、まだまだ衰える気配はなさそうだ。オランダ・エールディビジ第9節が18日に行われ、フェイエノールトはヘーレンフェーンと対戦した。
試合開始直後の7分、相手を引きつけたサイモン・グスタフソンからカイトにボールが渡ると、ダイレクトでシュートを放ち先制点を決めた。続く16分にはグスタフソンが落としたボールをミシェル・クレイマーがきっちりと決め追加点を奪う。そして28分には、カイトの先制点をお膳立てしたグスタフソンが豪快なボレーシュートをたたき込み3点差に広げた。
勢いに乗るフェイエノールトは32分、ゴール前でエルイェロ・エリアが相手選手を引きつけると、フリーとなったカイトにパスを出し、カイトが放ったシュートが相手選手に当たりながらゴールに吸い込まれる。さらに40分にはコーナーキックからカイトが押し込みハットトリックを達成した。
チームはその後、2失点したもののフェイエノールトは5-2で勝利している。先日、バルセロナの獲得候補にリストアップされたカイトだが、35歳となってもなお現役バリバリの活躍を見せてくれそうだ。
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