ディエゴ・マラドーナ
ディエゴ・マラドーナ【写真:Getty Images】
“神の手ゴール”という言葉は、この瞬間から生まれた。1986年メキシコW杯のイングランド戦、ピッチ中央でドリブル突破したマラドーナはゴールに迫る。
イングランドDFがクリアしたボールは高く宙に上がり、ゴール前へ。ゴールキーパーがキャッチする直前にマラドーナが反応し、ゴールに押し込んだ。しかし、これは手で決めたゴールということで、現在に至るまでも語り草になっている。
試合後、マラドーナは「それは神の手だったのかもしれない」と発言し、手で決めたゴールであることを認めている。
そして、マラドーナのもう一つの伝説である“5人抜きゴール”もこの試合で生まれている。
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